◆私も毎日ランニングしちゃいるけど
マラソンシーズンですね。
当院ではスポーツ障害でお困りの方や練習後のメンテナンスでお越しになる方が多くいらっしゃいます。
その中でもランナーは沢山来てくれます。年齢層も幅広く、中学生くらいから上は60代後半のランナーまで。この時期は大会も多く、練習にも熱が入ります。そういう時期には怪我も多いもので、ランナーの後にまたランナーを診るなんて事も多くあります。
私も一応そのランナーの一人。月間250km~300kmは走っています。ですが、全くスピード練習が出来てない事に加えて、全くレースに出れてない(泣)
毎日ただ走ってるだけって感じなので、「どの大会が楽しかった」だとか「あのレースの距離表示は間違ってる」なんて話題に乗れないのが悲しいところ。駅伝やマラソン大会は出場すれば楽しいし、目標が出来るのは分かってはいるんですが、なかなか自分を追い込めずにいます。私の気持ちの弱さが現れてますね。
◆マラソン選手への鍼灸
先週も大きなレースを控えた選手が何人か来てくれまして、今行っている練習内容を説明してくれるのですが、ストイック過ぎて付いていけません。そりゃ怪我もする筈だわって感じ。
でもそこまで追い込まないとレースで勝てないってのも事実。あくまで趣味ですので、無理をしないようにして貰いたいですね。って常識人のように言ってしまう事がありますが、実際自分もアスリート(競技者)であった頃はボロボロになりながら練習してたので(空手道でね)、本気でやるってのは大変な事なんだなと改めて感じさせられます。
私としては己自身が持っているベストパフォーマンスを発揮してもらえるよう、全力でサポートさせてもらいたいと思っております。
マラソン選手への鍼灸は下半身が中心ですが、腰痛があったり肩甲骨周りに難があったりもしますので、やはり全身施術を行っていきます。足裏に鍼を打ったりもしますよ、足底腱膜はランナーにとっては大事な場所。クッション性を良くして膝や腰に負担が掛からないよう、ここもメンテナンスが必要です。
多くの治療院では痛みを訴える場所だけに施術をする部分治療をするようです。確かに特定の部位に痛みがあると練習が出来ずに困りますよね。だけど激しい運動をしているのに、右足のここだけが悪くなるなんてことは無いのですよ。たまたま脳みそが痛みを感じている場所が気になるってだけで、本当は複数の筋肉が損傷しているのです。
全体を診ずに一部分しか施術をしないのは治療家の怠慢です。木を見て森を見ずでは後々良いことはありません。全身治療を私は推奨してますよ。
駅伝・マラソンシーズンが続きますが、追い込んでしまって身体に負荷を掛け過ぎると慢性的な痛み(スポーツ障害)を生んでしまいます。慢性的な痛みとなる前に、早めのケアを心掛けて下さいね。
◎住所 広島県安芸郡海田町南本町6-3コーポタカヤマ101
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◎定休日 日曜日(詳しくはHPで確認下さい)
◎駐車場 1番と2番