看護師さんの仕事は過酷
本日いらした看護師さん。40代前半の働き盛り。
されど問題多し。200床以上ベッドのある病院の看護師さん・夜勤あり・当直あり・組合の仕事あり・学会発表有り・子供2人は小学生・ご主人は家事も子育ても関わらず。一体いつ休んでるのだろうと思うくらい身体を動かしています。
2週間に一度はうちに来てくれるのだけれど、いつも倒れ込むようにベッドに横になります。頭痛がする・首と肩は慢性的に痛い・腰痛もある・足が浮腫むし張りもある・前腕部がカチカチと全く良いとこなし。うちに来て鍼を打ちまくってもらった後の気だるさが堪らなく気持ち良いらしい。
大きな病院に勤める夜勤ありの看護師さんは多かれ少なかれこんな感じ。夜勤は身体にもお肌にも心にも良くないですよね。さりとて自分だけ夜勤を逃れる事が出来るはずも無し。慢性的に頭痛や肩こりを抱えている看護師さんの何と多いことか。
当院は職業別来院客ランキングで看護師さんが堂々の第2位(看護師さんが集まる鍼灸院、肩こり・頭痛はお任せを)なのでどこがお悩みの症状かは問診しなくても大体分かります。勿論、間違いのないように事前にしっかりとお話は聞かせて頂きます。
全身施術が大事な理由
看護師さんは頭痛や肩こりに悩まされて来院される方が多いのですが、もし当院が部分施術しかしない治療院であれば首と肩を診て終わりなわけです。だけど看護師さんが自分の仕事を顧みて、首と肩だけしか使ってないですか?
立ち仕事なので脹脛(ふくらはぎ)や太ももの疲労を感じませんか。立ったり座ったりが多いので腰を使ってませんか、注射を打つことが多いなら前腕部の筋肉を緊張させてませんか。緊張することが多い職場なら肩甲骨周りや背中に張りを覚えませんか。
全身使ってお仕事をしてるのですよ、部分的に凝ってるなんて事はありません。身体全体のケアが如何に大事かお判りでしょうか。当院は部分施術は一切行っておりません。身体全体のケアにいらして下さいね。
ストレスとコリの因果関係
施術をしながらいつも思うのですが、ストレスから来るコリが如何に多い事か。首の横にある胸鎖乳突筋や肩甲骨の内側(自律神経が通っているのでここは重要)がパンパンに張っている人は大抵ストレスが溜まっています。これは経験談なので医療雑誌には載ってないかも。
私は肩甲骨内側と胸鎖乳突筋の張り具合を見ながらストレス度チェックをしています。触らなくてもストレス溜まってる事ぐらいは顔見れば分かりますけどね。ストレスには会話が大事。お話を聞いてあげているだけで、皆さんリラックスされます。
ベッド1台の当院では他に誰も話を聞いている人はいません。しっかりお話ししてリラックスして頂いています。ベッド1台のみにしたのはプライバシーの保護の為です、遠慮無くお喋りして下さい。
色々とストレス溜まることが多いのでしょうが、無くてはならない仕事です、しっかりとお仕事頑張って欲しいものです。お客さんが元気になって帰ってくれれば大満足。なんてたってお金を頂きながらお礼を言って貰える商売です。皆さんの笑顔が私の活力源です。
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