兼業農家に生まれ変わります
うちの母親の家系は代々静岡でお茶を作る専業農家。父親の家系は広島で兼業農家をしてきました。なので農業の大変さは一般の方よりも知っているつもりでいます。
そんなバックボーンがあるので私は専業農家をやりたいとは思ったことがありません。夏休みなどは静岡に1か月間行ってお手伝いをしたこともあったけど、こんな大変なこと毎日やってたら早死にしちゃうよと思っていました。
でも趣味で畑をする事には少なからず興味を抱いていました。本業の合間に1日の中の少しだけ畑に行って野菜を作る。そしてそれを自家消費する。そんな生活が出来たらなと。
開業当初は勿論そんなこと出来るはずもなく、ひたすら本業に力を入れて来ました。開業して3年経過したくらいから右肩上がりで売り上げは伸びてきたものの、その頃はまだランニングが面白くて仕方がなく、時間があればひたすら走っていました。
それが3年前に心房細動でランニングが出来なくなってから状況は一変。時間はあるのだけど、その時間を上手に使えることが出来ず困っていました。それで趣味を見つけるべく色々手を出してみました。詰将棋やったりボルダリングをやってみたり。でもどれも長続きせず、結局従来からの趣味の読書と、食べ歩き・旅行だけが趣味となっていました。
それが一変、去年の豪雨災害からです。うちの実家と畑も被害を受けて、土砂撤去のために畑に頻繁に出向くようになりました。祖父との思い出深い畑を見るうちに、やはり畑仕事って面白いよなと。そこから父親に頼んで少しずつ野菜作りを教えてもらうようになりました。
父親は野菜作りに執着が無く、どちらかと言えば放棄地が多くなっていた畑。それを少しずつ整地しながら現在兼業農家になるべく活動しています。兼業農家の定義って曖昧なので言い方はどうでも良いのです。要するに本業の片手間に畑仕事をしますってこと。
時間の使い方が大きく変わってきた
畑仕事をするようになったもう一つの大きな理由が「子供たちの親離れ」。
本当一瞬で親離れが終わりました。日曜日に子供たちと遊ぶことが一番の楽しみだったのに、全く誘いに乗って来なくなった子供たち。友達と遊ぶ方が楽しいなんて良いことなのだけど、お父さんとしては淋しくて仕方がありません。
その日曜日の余った時間の使い方を考えてみるに、畑仕事をするのが一番理想なのですよ。親父も年と取って来たし、徐々に選手交代もしないとね。私の作った野菜を子供たちが食べてくれればそれでも本望。美味しい野菜を作って子供たちに食べてもらう事を生き甲斐に生きて行きます(笑)
最近ブログの更新頻度が低いのは、単純に畑仕事が忙しくて時間が無いからです。本業も頑張ってますよ♪