ゆうこん堂鍼灸院の日記

鍼灸院開業の初期費用|とにかくケチに徹しよう


鍼灸院開業の出費は最小限に

 

開業しようと思った時にまず一番に考えるのはどこで開業するのかという点。立地の良い一軒家が良いのだろうけど家賃が高い。最初はお客さん来ませんからね、手持ちのお金と相談しながら無理のない場所を選びましょう。

自分のお店を持つことは人生の中でもかなり晴れやかな舞台なので、皆さん開業にお金を掛けたがります。ですが、開業はあくまでもスタート地点。開業にお金を遣って回転資金が無くなっては意味がありません。

開業費用にお金をケチって回転資金を確保しておかないと鍼灸院はすぐに潰れてしまいます。少なくとも最初の1年間は収入が無くとも生活できる運転資金を用意しておきましょう。

 




 

鍼灸院開業に必要なもの

 

鍼治療鍼灸院

 

鍼灸院開業に最低限開業に必要なものは

①物件(施術をする場所)

②ベッド

③鍼灸道具

④電話(予約の電話を貰うのに必要)

⑤PCホームページとブログ作成用

⑥看板

⑦照明

今であれば最低限これだけあれば、何とかなるように思います。しかし当時は初めての開業で右も左も分からぬ状態。色々と必要の無いものまで買い込んで無駄金を使ってしまいました。何せ開業してすぐはお客さん来ません、興奮して高い買い物をせずにケチに徹しましょう。

 

出来る限り手作りで

 

ここからはワンポイントアドバイス。

物件に関してはどんなにボロくても良いので一階が無難。出来れば一軒家が入りやすいですが、マンションの一室であっても構いません。重要なのはお金を掛けない事。

最初はお客さんが入りません。これ、絶対!

特別な要因でも無い限り、いきなりお客さんは増えません。1,2年は恐ろしいほど暇な時間が待ってます(笑)

私の場合、駅から近い物件は家賃が高くて払えないので駅から遠い場所を選びました。その代わりとして、駅までの無料送迎サービスで行うことにしました。一軒家も難しいのでマンションの1室、1DKの小さな部屋です。

送迎車

 

内装も自分たちで行い、受付台はPC台を利用。空気清浄機やCDプレーヤーなどは自宅で使用していたもの。施術ベッドは中古。とにかくお金を掛けずに始められるように工夫しました。築19年の物件でしたが、とにかく掃除だけはしました、暇だから。

掃除が行き届いていれば、物件が古くてもさほど問題ないようです。ある潔癖症の女性に、

「他の店のトイレには怖くて(汚そうで)入れないけど、ここなら安心です」

と言われたことがあります。毎日欠かさず掃除してますからね。

鍼灸院なんて極端に言えば鍼とお灸さえあれば商売できちゃいます。内装やインテリアにこだわって大事な資金を目減りさせるのは勿体ない。それならば集客にお金を掛けた方がよっぽど価値があります。とにかくケチで行きましょう。ケチは生き残るための戦略ですよ。

 

 

ボロくても店舗を構えよう

 

開業の際に出張営業のみを行う方もいらっしゃいます。これは一番安上がりな方法ですよね。しかし店舗を持ってないという事は信頼度に欠けるようで敬遠されることもしばしばです。それと、出張のみの営業はは評判が広がりにくい、というデメリットがあります。

ある程度の資金を持っている方はどんなにボロくても店舗を借りることをオススメします。店舗は足腰の悪い方用に階段の少ない1階がベターです。1階は家賃が高いことも多いですが、新築の上階よりも築年数の経過した1階の方が集客は見込めます。ボロくても磨けば良いのです。

ピカピカのトイレ

 

開業に至るまでに一番お金が掛かるのが物件の家賃と諸費用です。現在では礼金は無しだったり、あっても1ヶ月程度である事が多いですが、店舗となると話は別です。店舗の場合は敷金を通常より多めに払わなければならない場合や、前家賃と称して家賃の半年前後のお金を先に支払う場合もあります(潰れた時に回収できるように)。背伸びをして高い物件に手を出すと後々苦労することになりますよ。

 

看板もベッドもケチる

 

看板は独立型の看板であれば20万円くらいから。壁に貼り付けるタイプであれば5万円前後で出来ます。昔のように手書きで職人さんが書き上げていくわけではなく、大型のプリンターで印刷するものがほとんどなので、絵を描いたりもラクラク。希望を言えばほとんど実現可能です。

LEDの入った電光看板などは不要です。看板が目立てばお客さんが寄ってくるなんて事はありません。夜遅くまで営業するのであれば看板の中に蛍光灯の入った看板がオススメです。看板は集客の道具ではなく、初めて来院してくれるお客さんが治療院を認識して貰うためのものです。業者の甘い誘惑に注意しましょう。

看板なんて極端に言えば段ボールに手書きで良いのです。大手企業じゃ無いのだから目立っても意味ありません。お金を掛けない事が生き残る為に必要な最大の戦略です。

 

ベッドは中古が幾らでも出回ってます。新品である必要は無いので迷わずインターネットか出入り業者に聞いて探してみましょう。ベッドが新品だからって誰も喜んじゃくれません。無駄なことにお金を掛けてはいけません。
私達は内装などもほぼ全て自分たちで行い(壁貼り、パーテーションの取り付け、施術室と待合室の間の仕切りなど)かなり格安で開業準備が出来ました。シンプルイズベスト、まずは手を掛けずに開業までこぎつけることが大事ですよ。

 

当院の開業時に掛かった初期費用

 

当院は開業に150万円掛かりました。内訳は看板に50万円・トイレを取り換えたので10万円・照明に3万円・パーテーションとカーテンに3万円・タオルとバスタオルに3万円・絨毯4万円・ベッド5万円×2で10万円・椅子2脚で5万円・鍼灸道具1式5万円・その他諸々。それに家賃と敷金・不動産屋に払う紹介料です。

今開業するのであれば、看板の50万円は絶対に出さないですね。うちの看板は暗くて夜見えにくいと不評です。当時は遠方からお客さんがやって来るなんて思いもしなかったので照明の事は考えていませんでした。でも看板を付けないとお客さんが来ないと思っていたのだから間抜けです。

料金・サービス

 

大きな看板が40万円。壁に貼り付けるタイプの看板が2面あって5万円×2で10万円です。今なら大きな看板は蛍光灯が中に入ったものを取り付けます。それでも30万円あればやって貰えるでしょう。壁に貼り付けるタイプの看板は要りません。なので看板は50万円→30万円に抑えられます。

看板を頼むときには必ず2社以上から見積もりを取りましょう。かなり値切ることが出来ます。知り合いだからと油断してたら思わぬ金額を提示されますよ。

後は今はベッド1台になったのでカーテンもパーテーションも要りません、マイナス3万円。タオルも沢山買ったのですが、今はバスタオルだけあれば良いのでマイナス2万円。トイレの10万円は今でも取り替えると思うな。

逆にベッドは昇降ベッドに買い替えたので20万円掛かりました。開業当初使っていたベッドは2台共業者にタダで引き取って貰ったので+10万円。なので計算すると150万円からもう少し安く済みそうです。開業準備をしている方にアドバイスが出来るくらいの知識はありますよ、値引き交渉も得意だし(笑)

 

とにかくケチに徹しよう

 

とにかく初期費用にお金を掛けない事。新品だからって理由で鍼灸院に足を運ぶお客さんはいません。中古であっても磨き上げれば良いのです。開業するとなると気持ちが大きくなってあれもこれもと思うのですよ。だけどね、あなたが描いているのは幻想です。現実は甘くはありません。

開業してからの苦労はまだ想像が出来ないと思います。この苦労を経験していない開業鍼灸師はほぼいないでしょう。先輩鍼灸師の言うことは聞いておくように。幸運を祈ります♪



 

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